子どもの未来を支える教育資金の準備
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子どもの未来を支える教育資金の準備

こども共済学資保険・共済教育資金

子育てする上での悩みは「子どもの将来」、「しつけ」に続いて「お金の不安」

子育てをしていると、子どもの発育のことから将来のことまで、悩みは尽きないものです。JA共済が行った「先輩ママに聞いた子育てアンケート」によると、悩みの第1位は「しつけに関すること全般」、次いで「子どもの病気への対策」、「将来の子どもの教育費について」「寝かしつけや夜泣きについて」と続きます。「将来の子どもの教育費」は、具体的な必要金額がイメージできず、漠然とした不安を抱えている方も多いと考えられます。

参考:先輩ママに聞いた子育てアンケート

子どもにかかる教育費用はどのぐらい?

今や大学進学は当たり前の時代ですが、そもそも教育費はいくら必要なのでしょうか。香川県の場合は幼稚園から中学校までは公立の幼稚園・学校に通い、高校以降に国公立、または私立を選択する傾向が高くなっています。

幼稚園3歳から高校卒業までの15年間の学習費総額*2

  • 幼稚園から高校まで全て公立の場合:約574万円
  • 幼稚園から中学校まで公立、高校が私立の場合:約736万円
幼稚園小学校中学校高校合計
全て公立公立47公立211公立162公立154574
高校のみ私立公立47公立211公立162私立316736
(単位:万円)

※学習費総額には、「学校教育費(授業料、修学旅行費、学級費、PTA会費、図書・学用品・実習材料費、通学関係費)」「学校給食費など」「学校外活動費」を含みます。

*2 文部科学省「令和3年度子供の学習費調査の結果について」

大学の1年間の学生生活費*3

  • 国立大学の1年あたりの学生生活費(自宅から通学):約99万円
  • 公立大学1年あたりの学生生活費(自宅から通学):約99万円
  • 私立大学1年あたりの学生生活費(自宅から通学):約170万円
国立大学公立大学私立大学
学費6364131
生活費353539
合計9999170
(単位:万円)

※学費には、授業料、その他学校納付金、就学費、課外活動費、通学費を含みます。
※生活費には、食費、保健衛生費、娯楽・し好費、その他日常費を含みます。
※万円未満を四捨五入しているため、合計値は一致しません。

*3 独立行政法人日本学生支援機構「令和2年度 学生生活調査結果」集計表

大学の入学費用*4

学生生活費に加えて入学費用もかかります。

国公立大学の入学費用:約67万円

  • 私立大学(文系)の入学費用:約82万円
  • 私立大学(理系)の入学費用:約89万円

※入学費用には、受験費用、学校納付金、入学しなかった学校への納付金を含みます。

*4 日本政策金融公庫「令和3年度 教育費負担の実態調査結果」

さらに大学で一人暮らしをする場合、仕送り額の年間平均は約96万円と、かなりまとまったお金が必要となります。*5
「入学費用や授業料が予想以上に高額」「貯金ではまかないきれない」と、進学時にお金の不安に直面する人も多いので、子どもの将来の夢を叶えるためにも、計画的に教育資金を準備することが大切です。

*5 日本政策金融公庫「令和3年度 教育費負担の実態調査結果」

子どもの学費を蓄えるための「学資保険・共済」

子どもの将来を支えるために準備するのが学資保険・共済です。

子育て世代の方に教育資金の準備方法を伺うと、「学資保険・共済で大学費用を準備している」という声が多くありました。その他にも、「児童手当や出産祝いを貯蓄して小中高校の入学費用に充てる予定」「銀行の普通預金で貯めている」「夫の養老保険の満期を入学時にあわせて契約」「投資信託を活用」「金融公庫の教育ローンを利用した」など、それぞれの家庭に合わせた方法を選択しています。

学資保険・共済は一定の保険料・共済掛金を払い込むと、入学や進学のタイミングで「祝金」や「満期金」が受け取れる仕組み。教育費が必要なタイミングでまとまったお金を受け取れるため、親にとっては心強い存在です。

また、学資保険・共済は支払った保険料・共済掛金が所得控除(一般生命保険料控除)の対象になり、年末調整や確定申告に利用できます。

「教育資金」と「万一の保障」をバランスよく備え、出産前から加入できるJAのこども共済

JAのこども共済は、効率的に教育資金を準備できること、万一の保障もバランスよく備えていることから、多くの方に加入していただいています。加入の主な目的は教育資金の準備という方が多いようですが、親が重い病気にかかり収入がなくなったときの備えとしても大切です。

加入できる子どもの年齢は0~12歳まで。ぜんそくなどの疾病を発病・診断を受けた後では加入が難しくなるので、注意が必要です。厚生労働省の「患者調査」では、0歳の受療率*6 が最も高く、次いで1~4歳、5~9歳。小さい子どもほど免疫力が低く、思いがけない病気で入院、といった事態も考えられるため、子どもが誕生したタイミングで加入する方が多いようです。JAのこども共済は出生予定日の140日前から加入が可能です。出産前には分からなかった病気などによって、生まれてすぐに入院となった場合でも、出産前に加入していれば、将来、教育資金が必要なタイミングで祝金や学資金を受け取ることができます。また、加入時期が早ければ月々の共済掛金は安くなり、かつ「保障」部分も長くなり安心が得られます。

2人目、3人目の子どもが生まれた時は、親も日々忙しく、「多忙で加入を忘れていた」「気が付いたら中学生になっていて加入できなかった」というケースも多いので、妊娠中に担当者に相談しておきましょう。ご両親が「万一の保障」を契約している場合、保障内容が重複することがありますが、JA共済では、利用者の方がすでに加入している保障内容をお伺いして、トータルバランスを見て提案しています。

*6 人口10万人に対してどれだけの割合の人が外来や入院などの医療を受けたかを表す数値

共済契約者が亡くなった場合などには、その後の払い込みが免除されます

JAのこども共済では万が一、共済契約者が「死亡または所定の後遺障害状態」などに該当した場合には、その後の共済掛金の払い込みが免除される「共済掛金払込免除制度」があります。支払いが免除された上で契約時の保障内容は変わらずに継続、予定の「祝金」や「満期共済金」も受け取れるため、子どもの将来への「備え」が確保され安心です。

「祖父母の思いを形に」。孫のために加入することもできます

JAのこども共済に加入できる共済契約者の年齢は18~75歳。おじいちゃん・おばあちゃんが共済契約者になることも可能です。「姉妹で私立大学に通うことになり、進学資金に困っていたところ、おばあちゃんが入ってくれていたこども共済のおかげで入学することができました。夢をあきらめずに済み、本当に有り難かった」というエピソードも寄せられています。加入の際には共済契約者の名前が入った共済証書が発行されますので、おじいちゃん・おばあちゃんの孫に寄せる思いが形になって残ります。

学資金や祝金を受け取るタイミングでプランを選びましょう

JAのこども共済は、目的に合わせて学資金や祝金を受け取るタイミングが選べます。幼稚園や小学校などの入学進学のタイミングで祝金を受け取りたい方は「祝金型」、中学・高校・大学の特定の時期に集中して学資金を受け取りたい方は「学資金型」から、それぞれ受け取りたい時期を考えてプランを選択しましょう。

関連サイト:JAのこども共済

※共済期間22歳満期の場合です
*学資金・祝金・満期共済金のお受取りの時期は、お子さまの誕生日でなく、契約応当日です。
※学資金支払い開始年齢が大学プラン:18歳の場合です。
*学資金・祝金・満期共済金のお受取りの時期は、お子さまの誕生日でなく、契約応当日です。

将来、就きたい職業によって必要な金額はさまざま

子どもは将来、どんな仕事に就きたいと考えているでしょうか。楽しみな反面、子どもの夢を叶えるためにはその道を進むための費用が必要になります。仕事別にどのくらいの費用が必要になるか見てみましょう。

例えば、サッカー選手になるには約1,370万円(高校まで公立、小中高クラブ活動の場合)、学校の先生になるには約1,063万円(大学まで国立の場合)、薬剤師になるには約1,510万円(高校まで公立、私立大薬学部の場合)、保育士になるには約660万円(高校まで公立、短大の場合)など。どのような学校に進むかによっても、かなり金額が違ってくるので、さまざまなケースを想定しておきましょう。

参考サイト:JA共済 こんなにかかるの?夢のねだん

私がご案内しました

JA共済連 香川
普及部 普及企画課 多田 玲央奈
JA共済連 香川
普及部 普及企画課 藤目 怜子

※この記事の情報は2022年11月取材時の情報です。